「CryptoPunksやBAYCが数千万円で売れるなら、自分でもNFT作って出品してみたい!」
「Polygon」ならガス代(手数料)無料なので、お試し感覚で気軽にNFTの発行と販売を始めることができます。しかも超カンタン!
OpenSeaでPolygonネットワークを使った、ポリゴンNFTを出品する方法と手順を紹介します。
【Polygon】OpenSeaでポリゴンNFTを販売する方法と手順
MetaMaskの作成やOpenSeaのアカウント開設、ポリゴンへのブリッジなどがまだの方は、コチラの記事を参考にしてください↓
1.My Collectionsを作成する
※OpenSeaは「日本語表示」だとネットワークが重く、文字組みや言葉の表現がおかしいので、この記事では「英語表示」で進めます。
まずは「My Collections」の作成。
「ユーザーアイコン」→「My Collections」→「Create a collection」。
Openseaの「My Collections」は作成したNFTをまとめておけるフォルダのようなもので、複数作成可能です。
コレクション名やアイコン、URLなど必要な情報を入力していきます。
変更や追加は何度でもできるので気軽に進めてください!
まずはコレクションの顔となるアイコンなどの「画像」選びです。
初めはTwitterなんかと同じ感覚で選べば良いと思います。
慣れてきたらコレクションをより魅力的に見せるための画像演出も凝っていきたいです。
好きなアーティストを真似してみるなどの研究や、目立つための工夫が必要になってきます。
「Name」と「URL」は同じにしておくとおぼえやすくておすすめです。
「コレクションの説明」もグーグル翻訳なんかを使えばなんとか「英語」で入力できるはず。
ただし、日本人にターゲットを絞ったコレクションであれば日本語でもOK。
「カテゴリー」は「Art」や「Collectibles」や「Photography」などの中から、自分のコレクションにもっとも合ったものを選びます。
今後、本格的にNFTプロジェクトを運営していくには、専用サイトやDiscordでコミュニティ運用なども重要になってきます。
「Links」には、それらプロジェクト運営用のリンクURLなどを追加していきます。
「Royalties」はとても重要!
作品が転売されるたびにクリエーターに振り込まれる報酬率です。
最大の「10」%に設定します。
MetaMaskのアドレスを入力して、「Blockchain」はもちろん「Polygon」を選択。
「Polygon」を選択することで、無料でNFTを出品できるんです!
「Payment token(支払い通貨)」は有名どころで使い勝手のいい「USDC」も追加しておきます。
(※USDCは、イーサリアムベースのステーブルコインです。)
「Create」で「My Collections」作成の完了です!
次は、ここで作ったコレクション内にオリジナルのNFTを発行していきます。
2.NFTを発行する(Mint)
NFTを発行することを「Mint(ミント)」と呼びます。
1で作成したMy Collectionsの中にNFTをミントします。
(※解説は、6歳の息子とやっているコレクション「MUSIYA」で進めさせてもらいます。)
作成したコレクションを開いて、右上の「Add item」をクリック。
(※ここでMetaMaskのウィンドが開いたら「署名」をクリック。)
「Create New Item」の画面に切り替わりNFT化したい作品の必要項目を入力していきます。
NFT化する作品を読み込ませます。
対応しているファイル形式は、JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTF。
最大100MBまでアップロードできます。
「Name(作品名)」の入力は必須です。
「Collection」は、この記事の1で作成した自身のコレクションを選択します。
「Properties」や「Levels」の箇所は特に設定しなくてもOK。
オプションで作品に「レア度」や「強さ」などのパラメーターを追加することもできます。
「Supply」は限定数の設定です。個数を入力します。
「Blockchain」はもちろん「Polygon」を選択。
「Create」をクリックすると、
このような画面が出て、NFT発行(ミント)完了!
次は、いよいよ出品(販売)です。
3.NFTを出品する(Sell)
ミントしたNFTはコレクションに追加されますが、まだ出品はされていない状態なので価格部分は空欄のまま。購入はできません。
この作品を実際に出品(販売)していきます。
これから出品する作品を開き、右上の「Sell」をクリック。
「Price(価格)」は、0.002ETH(約900円※2021年12月現在)にしてみました。
「Duration(期間)」は、初期設定のまま6ヶ月にしました。
どちらも自由に設定することができます。
(※出品後変更する場合は、一度出品をキャンセルしてから修正し、再出品しなおします。)
「Complete listing」をクリックします。
この画面になったら、「Sign」をクリックします。
MetaMaskのウインドが開くので「署名」をクリック。
「Your NFT is listed!」
これで出品完了です。お疲れ様でした!
【OpenSea】NFTを売るのはムズかしい?出品と同時にやるべきこと
このように出品自体は、とてもカンタン。しかし売るのは超むずかしいです!
ただこれはNFTに限ったことではなく、商品やサービスを買ってもらうには工夫や努力が必要なのはどの分野でもあたりまえのこと。
出品と同時に、TwitterやInstagramの英語アカウントを開設したり、Discordなどでのコミュニティ運営は、最低限必要になるかと思われます。
とはいえ、「今のNFT業界全体は、まだ2歳児のようなもの」と言われています。
技術やサービスや関わる人などが成熟していくのはこれからです。
まだ絶対の成功パターンやマニュアルなんかは存在しません。いま流行っているやり方なんかもすぐに古いものになっていくでしょう。
しかしNFTは、これまでになかった完全に新しい感覚や価値観を生みだす可能性を大いに秘めています。
日本のNFTアーティストZombeiZooKeeperくん(9歳)の活躍なんかはまさにその象徴とも言えますよね。
「誰がどんな表現をしてもいい」というのがNFTアートの大前提。
まずは自由に創作し世界に発表すること自体を楽しみましょう!
最後に、これからNFTを始めるすべての方におすすめしたい一冊をご紹介。
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これからNFT始める上でマストの一冊です!