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【OpenSea】オープンシーやメタマスクとは?『NFT』を始める上で、まず準備する3つのこと。【MetaMask設定方法】

crypto

2021年、日本でも多くの人に知られるようになってきた『NFT』

ついにこの夏頃から盛り上がり始め、まさにいま大ブレイクしている感じですよね。

最近では、小学3年生のデジタルイラストNFT(夏休みの自由研究)に380万円もの価値がついたニュースに驚いた人も多いはず。

SNSなどでもNFTの話題を目にすることが多くなってきました。

私も今年に入り、5月に日本ブロックチェーン協会の主催する「NFT共同勉強会」

6月にNFTに関するカンファレンス「Non Fungible Tokyo 2021」に参加し、

その盛り上がりやNFTの持つ可能性に注目。

先日「初NFT」を入手しました。

今回はこれからNFTを始めてみようという方へ「まず準備する3つのこと」を解説します。

話題の『NFT』入手やオークション売買。始める上で、まず準備する3つこと【手順】

NFTokyo2021出席証明NFT

私が入手した「初めてのNFT」はコチラ↑

Non Fungible Tokyo 2021参加者に無料配布された、NFTokyo2021出席証明NFTです。

今後、このようにイベントやゲームのノベルティ、アーティストやクリエーターやインフルエンサーのプレゼント企画などで、

多くの人が「無料」でNFTを手に入れるチャンスが増えてくると予想されます。

ただし、無料配布を入手するにも、NFTオークションに参加(発行・出品・入札)するにも、

これから紹介する「最低限の準備」が必要になります。(※準備だけでしたらお金はかかりません。)

コチラです。

  1. 暗号資産取引所口座の開設
  2. MetaMaskでウォレット作成
  3. OpenSeaのアカウント作成

一つずつ解説していきます。

1.暗号資産取引所口座の開設

bitbank

ビットコインなどの仮想通貨投資で、すでに暗号資産取引所の口座を持っている方はあらためて開設する必要はありません。

イーサリアム(ETH)の取引ができることを確認できればOK。

NFTプラットフォームで、オークションに参加したり、NFTを購入する際に必要となるのがイーサリアム(ETH)という暗号資産です。

日本円などの法定通貨をイーサリアム(ETH)に交換するために「暗号資産取引所の口座」が必要なんです。

※逆にNFTの売上(ETH)を日本円に換金する際も、暗号資産取引所の口座は必要です。

暗号資産取引所を選ぶ

暗号資産取引所は、Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、DMM Bitcoin、bitbankなどが人気です。

各社それぞれ特徴があり選ぶ基準も人によって変わってきます。

事前に、比較サイトなどでチェックして判断することをおすすめします。

私は、セキュリティNo.1と手数料の安さで、bitbankに決めました。

実際に利用してみて良い点は、

bitbankは、取引所の「PostOnly」というオプション機能で指値注文で購入すると、

手数料がかからないどころか「0.02%のメイカー報酬※1」を受け取ることができてかなりお得なんです!(※1:一部銘柄を除く。)

これは初心者にも長期的利用するユーザーにとってもかなり嬉しいサービスです。

口座を開設は、確認書類や本人の写真などを撮影してそのまま送れるのでスマホがおすすめ!

どの取引所で開設するにしても本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)は必要になります。

当日すぐ開設とならないケースが多いので、まずはこちらの登録を最初にすすめておいてください。

口座開設完了

口座が開設できたら一旦これでOK。

(※日本円の入金方法やイーサリアムの購入方法は口座を開設した各取引所のマニュアルで確認しておいてください。)

PCで口座を開設した方も、スマホに取引所アプリをダウンロードしておくと便利です。

NFTオークションですぐにでも入札したい方は、ここでイーサリアム(ETH)を購入します。

購入方法については、開設した各取引所のマニュアルをご確認ください。(Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、DMM Bitcoin、bitbankなど)

※gas代(手数料)のかからない無料配布NFTをもらう場合やオークションを閲覧するだけであれば、すぐにイーサリアム(ETH)を購入する必要はありません。

2.MetaMaskウォレットの作成

出典:MetaMask

ここから解説する『MetaMask(メタマスク)』はブラウザ『GoogleChrome』の拡張機能です。

まずはMetamaskをインストールします。

MetaMaskのインストール

パソコンでChromeを開き、下記のURLからMetaMaskを「Chromeに追加」してください。

>>>MetaMask

「拡張機能を追加」をクリックしてください。

ウォレットの作成

下記のような画面が表示され、MetaMaskのインストールは完了です。3Dのキツネがかわいいですね。

つづいてウォレットを作成します。

「開始」をクリック。

「MetaMaskが初めての場合」と問われますので、「さあセットアップを始めましょう!」と表示されている右側の「ウォレットの作成」をクリックします。

「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」が表示されます。任意で選択してください。

「MetaMaskのパスワード」を設定します。記載の通り、最低8文字です。

パスワードが決まったら、利用規約の内容を確認後、チェックボックスにチェックを入れて、「作成」をクリックしてください。

「ウォレットの保護」についての短い動画を見て、「次へ」をクリックしてください。

次は非常に重要な情報となる「秘密のバックアップフレーズ」が表示されます。

※鍵マークをクリックし表示される「バックアップフレーズ」を、メモにコピペやスクリーンショット撮って大切に保管してください。

これを紛失してしまうと、MetaMaskを別のPCでインポートする場合や、万が一削除してしまった場合の復旧ができなくなります

また、万が一他人に知られてしまった場合、ウォレット内の仮想通貨やウォレットそのものを奪われる可能性があります

バックアップフレーズが表示され「次へ」をクリックすると、「秘密のバックアップフレーズの確認」画面が表示されます。

保管したバックアップフレーズの並び順と同じ順番でフレーズを選択しましょう。

選択が終わったら「確認」をクリックします。

秘密のバックアップフレーズと順番が合っていれば下記の画面が表示されます。

念の為、「安全に保管するためのヒント」を確認しておきましょう。

確認が終わったら「すべて完了」をクリックします。

※「秘密のバックアップフレーズ」「シークレットリカバリーフレーズ」です。

ウォレット作成が完了

「すべて完了」をクリック後、下記の画面が表示されます。

手前に、新機能とモバイルアプリの紹介ウィンドウが開くので目を通してから閉じます。(※今回は無視してもOK。)

『Account 1』と表示されている赤枠内にウォレットのアドレスが省略表示されています。

このアドレスが、自分の仮想通貨ウォレットを識別する為のアドレスになります。

(※マウスカーソルを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されます。

クリックすることでウォレットのアドレス<0xで始まる文字列>をコピーすることができます。)

ウォレットのアカウント名(デフォルトではAccount 1)を変更するには、

「Account 1」と表示されている右にある[︙]をクリックし、「アカウントの詳細」から「任意の名前」を入力できます。

以上で、MetaMaskでウォレット作成は完了です。

NFTオークションですぐにでも入札したい方は、「手順1」で開設した取引所でETHを購入後、

MetaMaskで作成した「ご自身のウォレット」にETHを転送する必要があります。

転送手順については、開設した各取引所のマニュアルをご確認ください。

(Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、DMM Bitcoin、bitbankなど)

※間違ったウォレットにETHを転送した場合、取り戻すことはできません。

転送前にご自身のウォレットアドレスを十分確認してください。

※ETHの転送には手数料が必要です。(※bitbankでは0.005ETHでした。)

※転送には承認まで時間がかかります。(bitbankでは約3分でした。)

3.OpenSeaのアカウント作成

出典:OpenSea

いよいよ最後の手順、『OpenSea(オープンシー)』のアカウント作成です。

OpenSeaは、世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。

こちらでNFTの閲覧・売買をおこないます。

アカウントの作成やログイン自体は無料です。

まずは下記のURLからアクセスしてください。

>>>OpenSea

サイトは日本語対応ですがヘンな表現や文字くずれもチラホラ見られます笑。

トップページが表示されたら、ヘッダーのアイコンからプロフィールを選択してください。

MetaMaskの3Dキツネが登場し、「ウォレットにサインインします。」と表示されますので、「ログイン」をクリックしてください。

続いてMetaMaskが起動します。「手順2」で作成したウォレットを選び「次へ」「接続」をクリックします。

ウォレットの接続が完了すると、OpenSeaのページが更新されます。

ヘッダーのアイコンから「設定」をクリックします。

MetaMaskの署名リクエストが表示されるので、「署名」をクリックしてください。

プロファイル設定が表示されますので、「任意のユーザー名」「メールアドレス」を入力してください。

入札したアイテムの状況などの通知もここで設定したメールアドレスに届きます。

入力が終わったら「保存する」をクリックしてください。

※バイオやリンクは未入力でも大丈夫です。

以上で、OpenSeaのアカウント作成は完了です。

※次回以降はページにアクセスすると、MetaMaskのウォレット情報が読み込まれ、自動的にログインされます。

これで、これから初めてNFTを入手やオークションに参加する上で「まず準備する3つのこと」が完了しました。

ひとまずお疲れ様でした!!

【まとめ】NFTオークションに参加する前にやっておくこと【問題点】

出典:OpenSea

最後にもう一度まとめます。

NFTを入手やオークションに参加する上で「まず準備すること」は3つ。

  1. 暗号資産取引所口座の開設
  2. MetaMaskでウォレット作成
  3. OpenSeaのアカウント作成

1.暗号資産取引所は、Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、DMM Bitcoin、bitbankなどが人気。日本円をイーサリアム(ETH)に交換→MetaMaskのウォレットに転送に利用します。

2.MetaMaskは、OpenSeaでのNFTの発行・出品・入札にかかる代金(gas代も含む)をやり取りするウォレットとして使用します。

3.OpenSeaは、世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。こちらでNFTの売買・閲覧などをおこないます。MetaMaskのウォレットと紐付いています。

NFTオークションに参加する前にやっておくこと

今後、実際に自分の作品をNFTに発行・出品したり、気に入ったアートに入札・落札前に、

OpenSeaのトップページを下スクロールにある開始するためのリソース」は必ず目を通して理解しておきたいです。

「デジタルアートNFTの作成と販売に関する初心者向けガイド」など、

OpenSea公式からの情報はもっとも信頼できて、NFTへの知識も深まる重要な内容となっています。

問題点と今後の展望

現時点(2021年9月)でのNFTの一番の問題点は、

イーサリアムネットワーク上での「gas代」という手数料が高いことです。

このGas代は、NFT作品の入手だけでなく発行や出品の際にも発生します。

ただし、NFTマーケットは始まったばかりで、盛り上がりはまだまだこれから。

先日、日本からもスクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコなど、超強力IPを持つゲームメーカーや、

アニメ界では「ワンピース」などのNFT参入がアナウンスされました。

日本のエンタメやアートが世界を席巻する日も近そうです。

「gas代問題」も意外と早いうちにクリアされるかもしれません。

NFT業界のさらなる発展を期待しています。

最後に、これからNFTを始めるすべての方におすすめしたい一冊をご紹介。

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NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来

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そうそうたるメンバーが参加した、まさに「NFTの教科書」。

これからNFT始める上でマストの一冊です!