漫画界の父こと手塚治虫さんのデジタルアートNFTのチャリティーオークションが開催され、
「鉄腕アトムのモザイクアート」が日本初のアートNFTの1点落札価格として、
過去最高額となる120ETH(当時価格:約5,300万円)で落札されました!
手塚治虫チャリティーNFTの購入方法と手順
出品されたNFT作品は「モザイクアート」と「ジェネレーティブアート」の2種類。
モチーフは「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」。
モザイクアートは、それぞれ1点ずつの計3点。
ジェネレーティブアートは、それぞれ1,000点ずつの計3,000点。
発売開始とともにあっという間に完売し話題になりました。
OpenSeaで購入することができます
公式From the Fragments of Tezuka Osamuサイトでの販売は終了しましたが、
現在、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」で購入可能です!
とはいえ「モザイクアート」は1点ものなので、すぐに売り出されることはなさそうです。
そもそも高額すぎてで手が出ないですけど…。
狙うなら「ジェネレーティブアート」!
ジェネレーティブアートNFTは、モザイクアートNFTで使用した画像素材をもとに「ランダム生成されたアート作品」です。
初回販売価格「0.08ETH」からは値上がりしているものの、点数が多いので比較的手に届きやすい価格で出品されています。
まずはコチラから閲覧してみてください↓
OpenSeaでNFTを購入する手順
手塚治虫ジェネレーティブアートNFTは、
イーサリアム・ブロックチェーンの「ETH」という暗号資産での購入になります。
OpenSeaの利用が初めての方へ、購入までの手順を紹介します。
- 暗号資産取引所口座の開設(ETHを入手)
- MetaMaskでウォレット作成(ETHを転送)
- OpenSeaのアカウント作成(MetaMaskに接続)
- OpenSeaでNFTを購入する(ETHで購入)
手順「1〜3」の詳しい内容はコチラの記事を参考にしてください↓
ざっくり、bitbankなどで入手した「ETH」をMetaMaskに転送し、OpenSeaでNFTを購入という流れになります。
手順「4」のNFTの買い方はそう難しくありませんが、コチラの記事も参考にどうぞ↓
(※手塚治虫ジェネレーティブアートNFTは、「イーサリアムネットワーク」なのでポリゴンネットワークを追加したり、ブリッジの必要はありません。)
NFTの売上は世界の子供たちに寄付
公式From the Fragments of Tezuka Osamuサイトからの引用です。
手塚治虫は晩年、青年誌での大河作品が順調なときでも、漫画は子供のものであるという想いから、少年誌への執筆を続けました。
そんな手塚治虫が100年に1度のパンデミックの世界を経験したらどうしたでしょうか。
きっと世界の子供たちの役に立つことを行ったはずです。
手塚プロダクションは、その意の元に本プロジェクトのデジタルアートNFT(モザイクアート・ジェネレーティブアート双方)の純売り上げを
ユニセフと日本の子供のための組織に各10%寄付することを決定いたしました。
素敵なプロジェクトですよね。
しかもNFTは特性上、転売されていくたびに売上の数パーセントが最初の出品者に入り続けます。
明言はされていませんが、将来そこも子供たちへの寄付にまわっていくのかもしれませんね。
『子供は未来人』手塚治虫さんの名言
↑コチラ、手塚プロのプランナー日高海さんのツイートです。
書かれてあるように、手塚治虫さんは子供たちを「未来人」と呼んでいたそうです。
子供に関する『名言』も数々残しているので、いくつか紹介させてもらいます。
『時代は移り変わっても、子供たちの本質は変わらない。』
『子供は、大人の真剣なメッセージを待っているし、また十分に受け止める感受性もあります。』
『子供の夢が限りなく伸びるように、子供のための作品もいつも進歩を続けなくてはならない。』
『子供は、その時点時点で常に現代人であり、また、未来人でもある。』
これらの強い意思が受け継がれた今回のNFTプロジェクトだったと思います。
私自身も『子供は未来人』という言葉には強く感銘を受け、
子育ての毎日とは『時代の最先端を生きることだ』と勝手な解釈をし育児を楽しんでいます。
この素晴らしいプロジェクトを実現してくれた手塚プロダクションさんとdouble jump.tokyoさん超リスペクトです。
両者の今後の動きにも注目しています。(※ちなみに手塚プロとDJTはMyCryptoHeroesでもコラボしています!)
ジェネレーティブアートNFT(火の鳥ねらってます!)を手に入れることができたら、「家宝」として代々引き継いでいこうと思います。
(※本記事は2022年2月にタイトル変更も含め大幅に加筆し、リライトした記事になります。)