ゲームに特化したブロックチェーンプラットフォーム「Oasys(オアシス)」のネイティブトークン「OAS(オアス)」を、bitbankなどの暗号資産取引所に送金する手順を紹介します。
MyCryptoHeroesなどのBCG(ブロックチェーンゲーム)で獲得した「OAS」をbitbankに送金し売却することで、あらたにビットコインを購入したり、日本円にして銀行口座に送金したり、さまざまな使い方ができます。
OASをブリッジしてbitbankに送金する手順【MCH Verse】
Oasys対応のブロックチェーンゲームの中から、MyCryptoHeroes(マイクリプトヒーローズ)で採用されている「MCH Verse」というネットワークからの送金方法を紹介します。
手順は大きく3つ。
- 「OAS」を「Oasys Mainnet」にブリッジ
- bitbankの入金用アドレスを取得
- MetaMaskからbitbankへ送金
くわしく解説していきます。
1.OASを「Oasys Mainnet」にブリッジ
MyCryptoHeroesで獲得した「OAS」をbitbankなどに送金するには、
必ず「MCH Verse」という独自ネットワークから「Oasys Mainnet」へ「OAS」をブリッジする必要があります。
(※MCH Verseから直接bitbankに送ると「OAS」が消滅してしまうので可能性があるので注意して下さい。)
まずは、MetaMaskのネットワークに「MCH Verse」と「Oasys Mainnet」を手動で追加します。
MetaMaskを開き、右上のネットワークを選択するコチラから、「+ネットワークの追加」をクリック。
下の「ネットワークを手動で追加」をクリック。
「ネットワーク名」などを入力し、「保存」します。
それぞれ入力する内容はコチラ↓
ネットワーク名:MCH Verse
新しいRPC URL:https://rpc.oasys.mycryptoheroes.net/
チェーン ID:29548
通貨記号(オプション):OAS
ブロックエクスプローラーのURL(オプション):https://explorer.oasys.mycryptoheroes.net/
ネットワーク名:Oasys Mainnet
新しいRPC URL:https://rpc.mainnet.oasys.games/
チェーン ID:248
通貨記号(オプション):OAS
ブロックエクスプローラーのURL(オプション):https://scan.oasys.games/
それではいよいよブリッジです。
MyCryptoHeroesをプレイすることで獲得できる「OAS」は「MCH Verse」内に配布されます。
その「OAS」を、TealSwapというDEXを使って「Oasys Mainnet」にブリッジします。
まず、MetaMaskのネットワークを、「Oasys Mainnet」にします。
次に、Oasys Staikingサイトトップページ左下「Bridge」をクリックするとTealSwapが開きます。
先に「MCH Verse」を選択してから、次に「上下切替マーク」をクリックします。
MetaMaskのウインドが開くので「ネットワークを切り替える」をクリック。
これによりMetaMaskのネットワークは「MCH Verse」に切り替わりました。
上(From)が「MCH Verse」、下(To)が「Oasys Mainnet」であることを確認。
ブリッジするOASの数値を入力します。今回は「200」にします。
「Bridge」をクリックします。
MetaMaskのウインドが開くので「確認」をクリック。
「Success」のウインドが開いて、ブリッジ完了です。
2〜3分程度でMetaMaskに反映されます。
「Oasys Mainnet」に切り替えて、正しく「200OAS」ブリッジされていることを確認して下さい。
2.bitbankの預入用アドレスを取得
次は、bitbankに「OAS」を送金するために「預入用アドレス」を取得します。
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口座開設の手続きはスマホがカンタンです。
bitbankにログインします。
PCだと右上「👤アカウント」から、スマホだと右下「メニュー」から「入金」選択。
「OAS」と入力するとアイコンが表示されるのでクリックします。
「預入用アドレス」が表示されるので、右の緑色のボタンをクリックして「コピー」で取得完了です。
(※2024年6月現在、対応ネットワークは「Oasys」のみですが、今後増える可能性もあるので、まちがえないように確認が必要です。)
3.MetaMaskからbitbankへ送金
いよいよ、bitbankへ送金です。
bitbankは、「セキュリティ国内No.1」ということもあり、手続きの際のメール確認回数が多かったりもしますが、
とにかく「安心して取引ができる」ことが最大のメリットです。
まずは、MetaMaskを立ち上げ「Oasys Mainnet」に接続します。
「送金」をクリックします。
こちらのウインドが開いたら、
1.bitbankの「預入アドレス」をペースト
2.送金するOASの数値を入力します。(※わずかですがガス代が引かれるので「199」にします。)
3。「次へ」をクリックします。
「確認」をクリックします。
Oasys Mainnetの残高が「0.9999OAS」になり、MetaMaskでの作業は完了です。
しばらくすると、bitbankから「入金検知のお知らせ」というメールが届くので、
URLをクリックして、未反映入金への情報登録の手続きをしていきます。
bitbankのサイトが開き、こちらのウインドの「続ける」をクリック。
ラベルを選択から「送付人を追加」を選びます。
送付人ラベルにわかりやすい名前を入力します。
ここでは「sample01」とします。
「チェック」を入れて「確認」をクリックします。
内容を確認して「確定」をクリック。
「閉じる」をクリック。
「送付人情報の登録審査完了」のメールが届くので、URLをクリックします。
bitbankのサイトが開くので、送付人ラベルから「登録した名前(※ここではsample01)」を選び、
「登録」をクリック。
「入金完了のお知らせ」メールが届き、手続き終了です。
念のため、bitbankのサイトやスマホアプリを開いて「資産」に、入金した「OAS」が正しく追加されていることを確認して下さい。
以上、OASをブリッジしてbitbankに送金する手順の解説でした。
Oasysとトークンエコノミーの未来【Web3】
メルカリでビットコイン取引ができるようになったことなどで、暗号資産が身近なものになってきたと感じている人も増えてきたのではないでしょうか。
「トークンエコノミー」や「Web3」という言葉は知らなくても、意外なところから暗号資産を利用する機会はこれからもっと増えていきそうです。
今回紹介した、Oasys(オアシス)のバリデーターには、すでに楽天ウォレットやKDDI、SoftBank、NTT Digitalなども参加しています。
ゲームをプレイして獲得した「OAS」で楽天やコンビニで買い物、なんて未来もそう遠くないのかもしれませんね。