MetaMask(メタマスク)に、さまざまなチェーン(ネットワーク)をカンタンに追加することができる便利なツール「ChainList」を紹介します。
Polygon(ポリゴン)やAvalanche(アバランチ)など有名なチェーン以外のマイナーなものにも数多く対応しているのでとても便利です。
ChainListでMetaMaskにチェーンを追加する方法
MetaMaskのチェーン(ネットワーク)の追加は、Polygonなどいくつかメジャーなものは、あらかじめリストアップされるので、とくに迷うところはありません。
左上「Ethreum Mainnet」をクリック。
「ネットワークを選択」のウインドが開くので、「+ネットワークを追加」をクリック。
代表的なチェーンがいくつか表示されるので、追加したいもの(ここではPolygon Mainnet)の右にある「追加」をクリック。
「承認」で追加完了です。カンタンですね。
自動でリストアップされるチェーンはこれで良いのですが、OasysやAsterなどリストアップされないそれ以外ものを追加する場合はそうはいきません。
「ネットワークを手動で追加」から、「RPC URL」や「チェーンID」などを自分で調べて入力する必要があります。これがなかなか面倒で、見つけること自体大変なんです。
その手間をなくしてくれるのが、これから紹介する「ChainList」です。
ChainList(チェーンリスト)の使い方
まずMetaMaskを立ち上げます。チェーン(ネットワーク)はなんでもOK。
新たに別ウィンドを開き、「ChainList」にアクセスします。
右上の「Connect wallet」をクリックして、
MetaMaskに接続する際の「パスワード」を入力します。
MetaMaskとの接続を確認し、「Search Networks」に追加したいネットワーク(チェーン)を入力します。
今回は、ブロックチェーンゲームに特化した「Oasys Mainnet」を追加してみます。
「Oasys」と入力すると「Oasys Mainnet」が表示されるので、「Add to Metamask」をクリック。
MetaMaskのウインドが開くので「承認」をクリック。
「ネットワークを切り替える」をクリックで追加完了です。
MetaMaskを開くと「Oasys Mainnet」に切り替わっています。追加完了です。
この手順で必要なチェーン(ネットワーク)を追加してみてください。
人気のある「Astar」やとてもマイナーな「MCH verse」などイーサリアム系のチェーンは、ほぼ全て「ChainList」で追加することができます。
ちなみに「ネットワークを選択」から、ドラッグで並び順の変更もできます。
ネットワークにカーソルを合わせ、右側の「赤いゴミ箱」をクリックすることで削除も可能です。
以上、「ChainList」を使用してMetaMaskにチェーン(ネットワーク)を追加する方法の紹介でした。
ChainListを利用する上での注意点
MetaMaskや「ChainList」を利用する上で、イーサリアム系のチェーン(ネットワーク)のみの対応ということをおぼえておいてください。
ビットコインやソラナなどは、MetaMaskで管理することはできないので、あやまって送金しないよう注意が必要です。
「MetaMaskはイーサリアム系のウォレット」とあらためて認識してもらえばOKです。
なので、「ChainList」は、「イーサリアム系チェーン(ネットワーク)追加ツール」ということになります。
MetaMaskにチェーンを追加してできること【Web3】
「ChainList」を利用するとMetaMaskのチェーン追加がお手軽にできることがわかってもらえたと思います。
さまざまなチェーンを利用することで可能になる楽しみ方が、Web3の世界では無限にあります。
さいごに一例として、
ブロックチェーンゲームで稼いでビットコインを増やす手順を紹介します↓
- ブロックチェーンゲーム「MyCryptoHeroes」で「OAS」を稼ぐ
- 「MCH Verse Mainnet」に獲得した「OAS」を「Oasys Mainnet」にブリッジ
- 「Oasys Mainnet」の「OAS」を「MCHC」にスワップ
- 「Oasys Mainnet」の「MCHC」を「Polygon Mainnet」にブリッジ
- 「Polygon Mainnet」の「MCHC」の「POL」にスワップ
- 「Polygon Mainnet」の「POL」を「bitbank」などの暗号資産取引所に送金
- 「bitbank」で「POL」を売って、「ビットコイン」を購入
このような流れで、追加したイーサリアム系のネットワークを駆使して、最終的にビットコインを増やしていくこともできるんです。
「ChainList」を上手に活用して、NFTプロジェクトやGameFiなど「Web3」の世界を楽しんでください。