子供生まれたし、そろそろ保険や投資、資産運用も本気で考えないとなー。
わが家でも、子供が3歳になる頃ようやく将来のための資産運用を考えはじめ、
ほぼ同時期に「学資保険」「つみたてNISA」「iDeCo」に加入しました。
実際に運用を始めて約2年半。
現時点での感想や学びなどをシェアします。
「学資保険」は10年、「つみたてNISA」は20年、「iDeCo」は60歳まで、どれも満期まで継続する予定ですが、
正直「学資保険」はちょっと微妙です。
これも2年半実際に体験してみてわかったことですが、他と比較して「学資保険」は利回りが低く額がほとんど増えないんです。
銀行に貯金しておくよりはマシかなぁくらいの感じ。
死亡保障が付いているのが特徴の一つですが、それはあまり考えたくないですしね。
「iDeCo」と「つみたてNISA」は始めて良かったと実感してます。かなり手応えありです!
これから「iDeCo」と「つみたてNISA」に加入を検討されている方へ、
銘柄選びや運用法の少しでも参考になる記事になればと思います。
【楽天証券】iDeCo&つみたてNISA運用のポイントは銘柄選び【ファンド】
「iDeCo」と「つみたてNISA」どちらも毎月定額で投資信託(ファンド)を積み立てていくことになります。
はじめに「銘柄」を決めたらあとは放置、毎月積み立てていくだけ。
なので、重要なのは「投資する銘柄選び」ということになります。
証券会社にもよりますが、私が利用している楽天証券でも約170種類もの銘柄があります。
ここから1つを選ぶのって難しいと思いませんか?
全く未経験だと何がなんだか違いがわかりませんよね。
トレンドは「米国株のインデックスファンド」
でも安心してください。
最近ではYouTubeなどでわかりやすく投資の解説をしてくれている方も多いです(記事の最後に貼っておきます)。
現時点で多くの方がおすすめするトレンドでもあり、
ほぼ正解だろうと言われているのが「米国株のインデックスファンド」です!
確かに、楽天証券の「つみたてNISA」で買える銘柄ランキング1位・2位はどちらも「米国株のインデックスファンド」。
共に運用成績もよく、買い付け手数料なしで管理費用も安いので、人気も納得できます。
あれこれ勉強する前に、とりあえずすぐに始めてみたいという方は、まず「米国株のインデックスファンド」でスタートして、
様子を見ながら学びつつ、必要であれば後から銘柄を変更したり、追加したり、資金配分なんかを変えていけばいいのかなと思います。
楽天証券で4銘柄に投資しています【運用実績と感想】
参考までに、私が楽天証券で投資している銘柄と運用実績(端数は切り捨て)を、紹介させてもらいます。
勉強もかねて「タイプの違う4銘柄」に投資しています。
順に感想を交えて簡単に解説します。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
「つみたてNISA」で月に2万円積み立てています。
人気の「全米株」にしようと思ったのですが、「アメリカ一国だけでホントに大丈夫なの?」という疑問が自分の中で拭いきれず、
「対象国を増やすことでリスク分散しよう」という考えで「全世界株式」に決めました。
「全世界株式」なのですが、今のところ人気の「全米株」とほぼ同じ値動きと成績という印象です。
運用実績は2年半で、
この記事を書いている(2021年1月末現在)では、世界的に株高なのでかなり良い成績ですが、
ちょうど一年前頃はコロナショックでマイナス近くまで落ち込みました。
定番銘柄かもしれませんが、ややリスク高めの印象です。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「つみたてNISA」で月に1万円積み立てています。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートへの分散投資です。
よくコチラのようなバランス型は、あまりオススメしないという話や記事を見かけます。
確かに中途半端なのかな?と印象ですが、
株だけでなく債権やリートについても学んでいけるかなということでコチラを選びました。
運用実績は2年半で、
コチラもコロナショックでゼロくらいまで落ち込みましたが、現在時点で元に戻りました。
リスクはやや低めの印象です。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
「つみたてNISA」で月に3千3百円積み立てています。
中国を中心に台湾、インド、南アフリカ、ブラジル、タイ、インドネシアなどの新興国への投資で、
もっともハイリスクハイリターンと言われています。
月に3千円ちょっとなら全部失ってもいいからハイリターンを狙ってみるか!と、ちょっと遊びの要素も入りつつ選んでみました。
運用実績は2年半で、
コチラも一年前のコロナショックでかなり落ち込みましたが、今のところは、正直そこまで激しい値動きをする危ない銘柄だとは感じていません。
とはいえリスク高めなことは間違いないので注意していきたいです。
楽天・インデックス・バランス(DC年金)
コチラは「iDeCo」で月に2万円積み立てています。
リスクの低いとされる債権が85%、残り15%を株式で投資していく、名前のとおり楽天の「iDeCo(確定拠出年金)」専用の銘柄です。
初年度は月々1万でためしてみて安定しているなということで、翌年から2万円に変更し今にいたるのですが、もうちょっとリスク取ってもいいかなと銘柄変更も考えてます。
運用実績は2年半で、
投資額のわりにあまり増えていない印象ですが、これでも運用利回り6%なので銀行金利0.001%と比べらたかなりいいですよね!
コロナショックでもさほど落ち込まなかったこともあり、リスク低めの印象です。
楽天証券で「つみたてNISA」が満足度大!【メリット3つ】
ところで「iDeCo」と「つみたてNISA」どっちがいいのかなぁ?
「iDeCo」と「つみたてNISA」共にそれぞれのメリットを感じていますが、
「つみたてNISA」の方が楽天証券で運用するとかなり満足度が高く、初心者にもおすすめです!
その理由は3つ。
「マネーブリッジ」というのがあり、楽天証券と楽天銀行それぞれの口座を紐づけするだけで、
銀行口座の金利が0.1%になります。
投資しなくてもこの為だけに楽天証券の口座を開設する価値あると思います。
楽天市場の買い物等で貯まったポイントを積立金の一部に使えるのはスゴくいいですよ。
私は毎月2000ポイント「つみたてNISA」に使ってます。
残念ながら「iDeCo」でコレはできません。
「iDeCo」は人によって限度額が違ったり必要書類が多かったり何かと面倒なのですが、
「つみたてNISA」は加入手続きがとても簡単ですぐに始めることができます。
iDeCo&つみたてNISAは長期投資です!【まとめと注意点】
2021年1月末の現時点では、世界的に株高の影響で、たまたま所有銘柄どれも好成績ですが、
投資は「元本割れのリスクがある」ことを常に忘れないようにしたいですね。
とはいえ恐すぎることもないです。「iDeCo」も「つみたてNISA」も長期投資です。
評価額が上がっている時も下がっている時も、長期にわたって淡々と毎月積み立てること自体がリスク分散になってます。
長く続けることで、ようやくドルコスト平均法の効果や複利の恩恵にあずかることができます。
「iDeCo」も「つみたてNISA」も、トレードではないので基本放置なのですが、
月に1回くらいは所有銘柄の評価額の推移をチェックしたり、
1〜2年に1回くらいは銘柄や投資額の見直しをしたりも必要かもしれません。
少額からスタート
いざ始めてみると自らお金や投資の勉強をしたり、以前よりも経済や世界情勢やテクノロジーやなどに興味がわき、知識の幅が広がっていくのも大きなメリットだといえます。
楽天証券では毎月100円からでも始められます。
無理なく長期間続けられるように、少額からスタートしてみるのも良さそうですね。
最後に資産運用の参考になる動画をいくつか貼っておきます!